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20193/31

ローコスト住宅派

「ローコスト住宅」の方法論とは、ローコストのためなら常識にとらわれず何でもやるという考え方である。通常住宅に使わないような工業用製品などを持ち込みそこに新しさを見出したり、間取りの常識などあってないようなものである。つまり必要最低限の「箱」を作ることに主眼が置かれているので「部屋数がいくつ必要」とか「プライバシーのための間仕切りが必要」と思っている建て主にはお勧めできない。

以前は「窓なんて開かなくてよい」など居住性にこだわらない某大学教授もいたが、さすがに最近の風潮では、そんなこともなく柔軟に取り組んでいるらしい。また「今回の住宅は」と言うところを「今回の実験は」と言ってしまうこともあるので要注意である。

建て主がほとんど口をはさむ余地のないほどの極度のローコスト状態であるということは、実は彼ら「ローコスト派」にとって実はやりたい放題のパラダイス状態なのである。「つまりこの予算で「何か」建ちますか?」といわれれば「建ちます!そのかわりすべておまかせください!」とだけ言っておけばいいのだから。つまり極度のローコストで「建築家住宅」に住みたいのであれば、大まかな要望だけ伝えておいてあとは建築家に任せておくべきである。打ち合わせの途中で次から次へと出てくる中途半端な要望はこの「ローコスト派」にとってやる気を失わせるばかりでなく、憧れの「建築家住宅」がただの「つぎはぎ住宅」になってしまう危険性を孕んでいるからだ。

昨今「ローコストでお願いします」が建て主の口癖のようになってるし、おおむねコンビニに並んでいる建築家はある意味皆、「ローコスト派」である。そのローコストという言葉自体、意味を失っていると考えた方がいい。

ちなみに建築家以外でも、住宅のコストで坪45万円(建物本体ではなくコミコミみの値段)を切る住宅は少し慎重になったほうがいいかもしれません。まあこれはあくまでも自分の経験ですが。

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