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20197/23

サッシについて

一般的な戸建住宅の場合、窓は建物全体の表面積の2~3割の面積を占めており、外観のデザイン上はもちろんの事、断熱性や遮音性といった性能面でも非常に重要な要素となっています。窓には「採光」「通風・換気」「眺望」といった三つの機能があり、建物それぞれに適した性能が求められます。日本の場合、夏の高温多湿の気候に対してどう対処するかを考えてきましたので、通風面での機能を重視し、比較的窓の面積が大きいために断熱性能に劣り、冬に寒く夏にはせっかくのエアコンが効き難いといった問題も起こっていました。近年ではこれらに対応する為の様々な機能を持ち合わせた高性能な窓が発売されていますので、それらを効果的に使うことが快適な住まいづくりには欠かせません。

種類・形状について・・・・・

引違い窓

日本では最も一般的に使われている形で横引き窓の一種です。その取付く場所により掃き出し窓や腰高窓などとも呼ばれています。ガラス面積が大きく開閉面積が大きいので、隙間が生じ易いので、断熱・遮熱性能からすると厳しい点もありますが、最近は改良が進み断熱性能が向上させたサッシがありますので、住まいづくりにはそれらを採用する事が望ましいでしょう。
一般的なアルミサッシでは気密性を高める為のクレセントと呼ばれる締り金物しか付いていない場合があるので、防犯性能を高める為に、補助錠等を設ける事が望まれます。

はめ殺し窓

開閉のできない、主に明かり取りのために使われる窓で、フィックス(Fix)と呼ばれる事もあります。形の自由度も高く、角型や丸型などデザイン性を重視して採用されています。吹き抜けの上部に取り付けることが多いのですが、開閉が出来ないために掃除が困難という欠点もあります。

外開き窓

左右どちらか軸にして一方に開く窓。通風・採光に有効なうえ気密性もよい為、横幅が狭い窓に重用されています。片開きと両開きがあり、洋風な雰囲気にしたい場合は両開きタイプを選ぶと、イメージがガラッと変わります。

内倒し窓

室内側に向けて倒れるようにして開く窓。キッチンカウンターのように窓に手が届き難い場所に向いていて、内側に倒れる為に物の落下防止に優れています。
また、同じような形で外側に開くタイプは外倒し窓となり、排煙窓として使われています。

滑り出し窓

内倒し窓・外倒し窓がサッシの上部側が開くのに対して、滑り出し窓はサッシの下側が外に向かって開きます。機密性に優れ、断熱性能を高めた木製サッシなどに採用例が多く見られます。

折窓

ウッドデッキに面したリビングのように、窓を全開にしたい場合に使う窓。全開口サッシとも呼ばれています。
両脇にたためるタイプを両折れと呼び、窓全体が大きく開くのでマンションなどで大きなインナーバルコニーを設けるときに採用されていていますが、網戸が取付けにくいという欠点もあります。

上げ下げ窓

欧米では最も一般的に使われていて、上下2枚の障子のうち片方(下側)だけが動くタイプを片上げ下げ窓(シングルハング)、両方動くタイプを両上げ下げ窓(ダブルハング)、上下の枠が同時にタイプをバランス上下窓という3タイプに大きく分けられます。気密性が高く、寒冷地に適したタイプです。

回転窓

たて軸回転窓を横軸回転窓があり、気密性・水密性に優れガラスの清掃もしやすい反面、カーテンや網戸の取り付けが難しいので住宅に用いるのは一般的ではありません。

ルーバー窓

ガラリ窓やジャロジーと呼ばれ、ハンドルを回すことでガラスの羽の角度を変えて開け閉めをする。通風量が多いのですが、気密性に劣るのと防犯性が低いので、最近では採用例が減っています

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